【交流ロボコン2007:競技概要】

競技には、自らアイデアを考えて製作した手動ロボットを使用する。

舞台は長野。二台のロボットが協力をして雪合戦を行う。

2チームが対戦し、敵陣の的に多くの球をつけた方が勝ちとなる。

1.「対戦方式」

あらかじめ抽選で決めた2チームがペアを組む。

対戦方式は総当たり戦、全3リーグとトーナメント戦。

1リーグ6ペア、3リーグ×15試合×5分(試合+準備)、合計時間225分。

トーナメント17試合×5分(試合+準備)、合計時間85分。

試合中やることが無くなったら3分待たずに切り上げる。

2.「競技フィールド」

(ⅰ)フィールド全体

 競技フィールドの概観は図面のとおり。 

外周は、卓球用のフェンスで区分けされている。 

競技フィールドの床材は???。

(ⅱ)設置禁止ゾーン

競技フィールド内には接地禁止ゾーンが設けられている。

前の的の前方半径40cm及び前の的より後ろは全て接地禁止ゾーンとする。

ゾーンの境界にはテープを貼り付ける。

(ⅲ)球(ピンポン球)

百均で売っている6個入り100円のピンポン球を使用予定。

その外周にマジックテープを貼り付ける。

競技開始時には補給箱に入れられている。

個数は合計100個?用意し、中央に50個?、各陣地に25個?配置する。

3.「競技時間」

 競技時間は3分間、スタート前のセッティングタイムは1分間とする。

4.「セッティングとスタート」

 ロボットのセッティングは、メンバー全員で行うことができる。

セッティングタイムの間にセッティングが終わらない場合、競技時間に入ってセッティングを続けることができる。

ロボットのセッティングが終わり次第、副審の合図でスタートできる。この間、競技時間は経過する。

スタートは、時計のスタート音または審判の合図音により行う。競技終了時も同じ。

5.「リトライ」

競技開始後、ロボットが不調な場合、競技時間内にもう一度必要なセッティングをし、競技を続けることができる。これをリトライと呼ぶ。

リトライは、(各マシンに対して1回認められる?)。

リトライは、操縦者が審判に「リトライ」と宣言し認められる。リトライが認められた後、操縦者含めメンバーはロボットに触れることが出来る。

ただし、すぐにマシンを止めなければ危険な場合などに先にマシンにふれた場合、自動的にリトライとみなす。

6.「勝敗」

3分間の競技時間中に、敵陣の的に多くの球を貼り付けたチームの勝ち。

両チームが同点の場合は(延長戦30秒間?)。それでも決まらなかった場合は再び延長戦を行う。

7.「ロボットの制約」

(ロボットの操縦は、有線・赤外線・可視光・音波・電波などとする。法的に問題ないものならかまわない。)

競技に参加できるロボットは各チーム、手動ロボット1台ずつ。分離は認められない。

単にひも・メジャーなどでつながっているなど、実質的に分離しているものも認められない。分離物の使用も認めない。

重量制限はなし。

ロボットの大きさは、スタート時の状態で三辺の合計が1500mmに収まる、かつ競技中にもっとも展開した状態で三辺の合計が2000mmに収まるものとする。

ただしアンテナとしてのみ使われる部分はサイズに含まれない。

電源は各自で用意する。電源の電圧はロボット一体あたり24V以下とする。安全でないものは使用できない。

スタート前に、ロボットの移動のためのエネルギーを、バネや圧縮ガスで蓄えてはならない。重力を利用した位置エネルギーの使用は認める。

ロボットの構造や材料は人体に対して危険なものであってはならない。また高圧ガス及び爆発物の使用は禁止する。

ロボットの操縦などに関しては安全対策を充分に行うこと。

風の使用はあり。サイズ制限に引っかからなければ、マシンが中央の箱におおいかぶさって球を補給するのはOK。
 今のところ妨害目的のマシンを作るのは禁止。

8.「ロボットの協力」

 ???

 

9.「競技中の禁止行為」

 競技中の下記の行為は、禁止行為とする。禁止行為を行った場合は、「減点1」する。

・操縦者が、ロボット、球、的に故意に触れる。

・競技フィールド、障害物を傷つける、変形させる、破損する。

・競技フィールド、障害物に接着剤や粘着テープをつける。

・ロボットが競技フィールドの外に接地する。

・相手のロボットに故意に禁止行為をさせる。

・相手のロボットを故意に遠隔操作する。

禁止行為によって動かされた障害物などが、勝敗に重大な影響を及ぼすと審判が判断した場合には、競技を中断し(時計も中断)、禁止行為前の状態にして試合を再開する。

10.「その他」

大会開催期間中に問題が発生した場合、主要会議参加メンバーによる臨時会議によって問題を解決する。

チャットに出てきていなかったのに、当日文句を言われても知りません。