交流ロボコン2008ルール


1.「対戦形式」
i 形式
(1)チームとペア
    あらかじめ抽選で決めた2チームがペアを組む。

(2)対戦方式
    総当たり戦の予選リーグとトーナメントによる決勝戦を行う。

2.「競技環境」
i 競技フィールド
(1)競技フィールド
  競技フィールドにはスタートゾーン水田ゾーンコシ光置き場ゾーン苗ゾーンが存在する。
    フィールドのイメージ図はこちら。
  縦5m×横8mの平面。

(2)スタートゾーン
  競技フィールド内に、赤、白(または青)の「スタートゾーン」を配置する。
  大きさは縦2×横1mである。

(3)水田ゾーン
  競技フィールド内に赤、白(または青)の「水田ゾーン」を配置する。
    大きさは3000m四方である。

(4)コシ光置き場ゾーン
  赤の水田ゾーンと白(または青)の水田ゾーンの境に「コシヒカリ置き場ゾーン」を帯状に配置する。
  幅は1000mm。

(5)苗ゾーン
  それぞれの競技フィールド内に苗ゾーンを配置する。

ii テストランと計測
(1)テストラン
  2日目の午前中にテストランを行う。
  テストランでは別チームとの対戦は行わない。

(2)計測
  大会に出場するすべてのマシンは、テストランの前に計測を受けなくてはいけない。

iii 苗
(1)苗
  苗はジョージアの3ピース缶の形をした190gの空き缶と伊藤園のナタデココ缶の形をした2ピースの280mlの空き缶を使用する。
(確定)
  互換性を伴えば、別の銘柄(午後の紅茶etc)でも良い。
(1/12確定)

(2)苗の配置と本数
  は各チームに30本をフィールド内に用意する。
(確定)
    配置方法は、自陣の苗ゾーンに等間隔に立てて配置する。
  2列で、内側に8本、外側に7本配置する。
(1/12確定)
    片方の種類の苗を片方の苗ゾーンに配置する。
    各間隔は苗の間が350mm、列の間隔が200mmとする。
(1/26確定)

(3)コシ光
  フィールドの中心には「コシ光」を配置する。
  コシ光は通常の缶、2段積みとして扱う。
(確定)
  コシ光の配置はコシ光置き場ゾーンにひし形に置く。
  長い対角線が1000mm、短い対角線が350mmとする。
(1/26確定)

(3)苗の転倒
  観客、操縦者、審判それぞれが缶を倒さないように十分に注意すること。
  それでも倒れてしまった場合は次のルールに従う。
  @自分のマシンのせいで苗が倒れた場合は放置
  A相手のマシンのせいで苗が倒れた場合は相手の罰則のみ
   また2次災害(苗が倒れて他の苗が巻き添えになった場合)は直す。
  B風や観客などが歩いたときの振動などのせいは放置

  苗は審判が時を止めて、記憶を頼りに、わからなかったら客に聞いて元の状態に直すことにする。
(全て確定)

3.「マシン」
i マシンの条件
(1)競技に参加できるマシン
  各チームは1台の手動マシンを製作し競技に参加させる。マシンの分離は認められない。
    また、単にひも、メジャーなどでつながっているなど、 実質的に分離しているものも認められない。
    分離物の使用も認めない。

(2)マシンの操縦
  マシンの操縦は、有線・赤外線・可視光・音波・電波などとする。
    法的に問題ないものならかまわない。
    操縦方法は他高専に迷惑をかけない努力をすること。
    なお有線のマシンの場合は「有線の使用」、電波を使用する場合は「電波の使用」についての項目も参照のこと。
(全て確定)

(3)マシンの大きさ
  マシンのサイズは2台のマシンの3辺の合計を別々に測定後して足し合わせる。
    まず、スタート時には合計が2500mmを超えてはいけない。
    そして、スタート後のマシンのサイズは合計が2800mm以下とする。
    また、マシンが合体した場合は3000mm以下とする。
  なおコントローラはマシンの大きさの制限に含まないこととする。
(確定)

(4)マシンの重量
  マシンの重量は無制限とする。

(5)マシンの電源
  電源は各自で用意する。
  安全でないものは使用できない。 

(6)安全対策
  マシンの機構・構造において人体に危険なものであってはならない。また、高圧ガス及び爆発物の使用は禁止する。
  マシンの操縦に関しては安全に十分に配慮すること。

(7)その他
  マシンのサイズ関係以外(圧力、マシンの電圧)は基本的に無制限とする。ただし、危なくないことと、法律に触れないように。
(確定)

ii マシンの合体
(1)合体の定義
  合体の定義は、「一方の駆動が浮いている状態かつ、マシン同士が接触している状態。もしくは機構的に連結されている状態」とする。
  なお、マジックテープ等を使用する場合も合体とみなしてよいがテープがはがれた瞬間に寸法オーバーになるので注意すること。

(2)合体したマシンの計測
  合体したあとのマシンが寸法オーバーにならないか確認するため、、前もって最大展開時の状態で計測を行う。
  後は「アイデアマンシップ」にのっとる。

(3)合体したマシンのサイズ違反
  合体した後のマシンが競技中に規定違反のサイズになった場合、マシンの寸法を下げるための行動のみを行うこと。

(4)のぼり
    各ロボットは、ペアのメンバーにより製作されたのぼりをつけなければならない。
  のぼりのサイズは100*150*0以上とする。
  のぼりはマシンのサイズに含まない。

iii 有線の使用
(1)アンテナ
  有線マシンはアンテナをマシンに取り付けなくてはならない。
    そしてアンテナに配線を沿わせることとする。高さは500mm以上とする。
(全国ロボコン交流会を参考に作成)

(2)その他
  有線マシンの操縦者は操縦する際に缶を倒さない工夫をすること。

iv 電波の使用
(1)無線装置について
  使用するプロポは自作、市販を問わない。
    ただし自作する場合は法律に触れないように注意すること。
(確定)

(2)無線装置の申請
  各チームとも使用するプロポとバンドを連絡する。

(3)電波の管理
  クリスタルは各高専に分配することができるので、預かることはしない。
  申請していないクリスタル及び周波数は使用してはいけない。

(4)その他
  電波管理については変更、追記などが多々ある可能性があります。

4.「競技の内容」
iセッティングと競技のスタート
(1)セッティング
  マシンのセッティングは、メンバー全員で行うことができる。
  また、セッティングタイムの間にセッティングが終わらない場合、競技時間に入ってセッティングを続けることができる。
  この場合マシンのセッティングが終わり次第、副審の合図でスタートできる。
  この間、競技時間は経過する。

(2)競技のスタート
  競技のスタートは、時計のスタート音または審判の合図音により行う。
  競技終了時も同じとする。

ii 制限時間
(1)競技時間
    競技時間は3分間とする

(2)セッティングタイム
  スタート前のセッティングタイムは1分間とする。

iii リトライ
(1)リトライの定義
  競技開始後、マシンが不調な場合、競技時間内にもう一度必要なセッティングをし、競技を続けることができる。
  これをリトライと呼ぶ。
  リトライは、一つのチームに対して、合体した状態で1回、分離したあとに各ロボットそれぞれ1回ずつ認められる。

(2)リトライの宣言
  リトライは、操縦者が審判に「リトライ」と宣言し認められる。
  リトライが認められた後、操縦者含めメンバーはマシンに触れることが出来る。
  ただし、すぐにマシンを止めなければ危険な場合などに先にマシンにふれた場合、自動的にリトライとみなす。

iv 得点
(1) 得点
  苗が自分の水田ゾーンにある場合得点することができる。

  相手の缶の上に自分の缶を置いた場合、そのフィールドのチームの得点とする。
(確定)

(2)多段積み
  多段積みの定義は「2つ以上の苗が接触していてなおかつ上下に並んでいる状態」とする。
  多段積みをした場合は1本積む苗が増えるごとに1点、3点、6点、10点…(n段の得点をn(n+1)/2点)とする。
  缶を横に積んだ場合も多段積みとして得点してよい。
(確定)
  缶を積む場合、得点計算可能な工夫をすること。
(1/19確定)

(3)例外
  苗がマシンに触れている場合、その苗及びその多段積み全ての苗を得点の対象としない。
(1/26確定)

v 勝敗
(1)大豊作
  総得点が55点以上ならば「大豊作」となり、その時点で競技を終了する。
(確定)

(2)優勢勝ち
  競技時間内に両チーム共に大豊作できなかった場合、得点が高いほうを勝ちとする。

(3)同点の場合
  同点の場合は、高さ→缶の数→審判等の判断の順番で勝敗を決定する。

5.「競技中の禁止行為」
i 禁止行為
  相手のマシンを攻撃する行為
  他のマシンの動きを妨害する行為
  相手の水田ゾーンの苗を倒す行為
  相手が水田ゾーンに立てたものを奪う行為
  相手のマシンの受光部を塞ぐ行為
  その他アイデアマンシップに反する行為
    相手の苗ゾーンへ進入する行為

ii 罰則
    マシンや操縦者などが禁止行為をした場合、それに罰則を与える。
  罰則は、「20秒間マシンをその場に停止させる。ただし試合を進める上で問題になる場合は自分のゾーンまで移動」。
(2/3確定)

6.「その他」
大会開催期間中に問題が発生した場合、主要会議参加メンバーによる臨時会議によって問題を解決する。

フィールドは正確な平面でない場合やフィールドの大きさ、色が正確でない場合もあるので注意すること。
床材は卒業式のときなどに体育館に引くようなマットを使用すると思われる。

会議に出てきていなかったのに、当日文句を言われても対応できません。

苗は各高専で用意する。



ルール、その他詳細は掲示板及び会議室の過去ログで確認してください。
ここと会議や議事録で内容が異なっている場合、会議及び議事録を優先します。

審判には大会中多大な負荷がかかるので、審判の指示には従ってください。
賞品が出るとしても、目的は交流です。その旨を十分に理解してください。

毎週土曜日20:30より会議室にてルールの決定や連絡を行っています。
会議では、あなたの意見がルールに反映されます。どんどん参加してください。

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